2024.10.26 sat - 2025.5.11 sun
青木きらら(谷澤紗和子+藤野可織)、香川裕樹、正垣雅子、東畠孝子、八幡亜樹
青木きらら(谷澤紗和子+藤野可織)、香川裕樹、正垣雅子、東畠孝子、八幡亜樹
青木きらら Kirara AOKI
美術作家の谷澤紗和子と小説家の藤野可織によるユニット。ユニット名である「青木きらら」は、藤野可織の2022年の著作「青木きららのちょっとした冒険」に由来する。2人によるコラボレーション作品としては、これまでに3つの作品を制作を発表しているが、「青木きらら」とユニット名を定めての発表は今回が初となる。
1作目の《無名》は、2015年に制作。「名前をつけてはいけない。名前をつけたとたんにお前は死ぬ。」といった宣告ではじまる小説と、貝殻の焼け跡が残る陶人形が、呼応するように展示。2作目の《信仰》は、2019年に制作。「神」を名乗る一人称で構成された小説と、切り紙作品で構成。二人の女性作家による社会への問いが交差する、意欲作となった。3作目の《木霊》は、2020年に制作。高山植物園内の2つの樹木にお面をかぶせ、それらが呼応するように語りかける作品として発表。「怖い」をキーワードに、SNSなどで物議を醸した。本展「多声性のトーチ」では、4作目となる新作の発表を予定している。
香川裕樹 Hiroki KAGAWA
1988年香川県生まれ。京都造形芸術大学 空間演出デザイン学科卒業。
既製品や日用品を用いて、正面性や左右対称などの要素を含んだオブジェやインスタレーション制作を行う。
主な個展に「置いたものを見る方法」(Nest、大阪、2023)、「配置と放置」(MATSUO MEGUMI+VOICE GALLERY pfs/w、京都、2014) 主なグループ展に「未来の途中プロジェクト 未来の途中の、途中の部分」( 京都市立芸術大学ギャラリー@KCUA、京都、2017)、「Installing of the Exhibition “BNF” & Artist」(ARTZONE、京都、2015)
正垣雅子 Masako SHOGAKI
京都市立芸術大学/大学院 日本画専攻 准教授
専門は、日本画模写。日本および東洋の古典絵画について現地調査に基づく表現研究。近年は、中央アジアやチベット文化圏の仏教美術に関心を寄せ、模写制作を行う。また、写真家・井上隆雄の仏教壁画撮影フィルムのデジタルライブラリ『井上隆雄「ラダック・ビルマ仏教壁画」写真コレクション』を構築、日本画表現の資料と画材のアーカイブに取り組む。講演「京都市立芸術大学における古典絵画の模写に対する理念と実践」(2023年敦煌石窟芸術国際学術研討会)、作品《讃嘆する王と妃 キジル石窟80窟壁画模写》(龍谷ミュージアム)、《維摩詰 敦煌石窟第220窟壁画模写》(国立民族学博物館)等。
東畠孝子 Takako HIGASHIHATA
1984年生まれ、大阪府出身。2008年京都市立芸術大学彫刻専攻卒業、2011年 Gerrit Rietveld Academie(オランダ、アムステルダム)陶芸専攻卒業。
近年は時間や記憶の転換と共有をモチーフに、様々な素材や日用品、写真等を組み合わせ、立体やインスタレーション作品として発表する。
主な展覧会に個展「moon, river」(Galerie De Witte Voet、アムステルダム)、2015年「Art Court Frontier 2015 #13」(ART COURT Gallery、大阪)、2017年「VOCA展 2017」(上野の森美術館、東京)、2021年個展「Loophole」(2kw gallery、滋賀)「Re: Perspective」(graf porch、大阪)など。
八幡亜樹 Aki YAHATA
東京藝術大学大学院美術研究科先端芸術表現専攻修士課程修了。同専攻博士後期課程中退後、滋賀医科大学医学部医学科卒業。
フィールド調査や取材に基づく、領域横断的な美術作品の制作を行なう。主なメディアは映像+インスタレーション。
「(地理的/社会的/心身的な)辺境」の概念を追求し、その一環として近年は「手食」や「ロードムービー」に焦点を当てる。ロードムービーをVJの手法で即興する試みなど、映像の多岐にわたる展開も探求する。2022年より世界の手食文化をオンラインアーカイブするウェブサイト「手食」webを立ち上げ、主宰・編集。
芸術により、人間の生命力を伸張する方法を思索・探究している。
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Collaborators
Collaborators
2024.7.13 sat - 9.29 sun
@BnA Alter Museum 1/2F
Teom Chen+INTA-NET KYOTO, Tsubasa Ako, Kubotaoguiss Tomohiro, Claire Fujita+Koichi Shiraishi+Takuya Ishikawa, Namae Myoji
Teom Chen+INTA-NET KYOTO, 阿児つばさ, 久保田荻須智広, 藤田クレア+白石晃一+石川琢也, みょうじなまえ
2023.10.14 sat - 2024.6.16 sun
@SCG