Non-syntax Experimental Image Festival in Kyoto
ノンシンタックス実験映像祭 京都特別展
2021.8.28 - 10.03
66 Artists / Curators: Jin QIuyu, Hsu Chun Yi
66 Artists / Curators: Jin QIuyu, Hsu Chun Yi
JP only
会期:2021.8.28(日)〜10.3(日)
時間:11:00~18:00 *10.1のみ24:00までオープン
入場無料
BnA Alter Museum では8月28日より、東京CALM & PUNK GALLERYにて開催されたNon-syntax Experimental Image Festival(ノンシンタックス実験映像祭)の京都特別展を開催致します。
本映像祭は、映像のオルタナティブな可能性に焦点を当て、多様性のある発展を目指します。オンライン上で世界各地から作品を集め、2021年6月東京のCALM & PUNK GALLERYにて開催されました。本展は、映像作品の上映と展示のみならず、映像を通して鑑賞者と作家が同じ空間に身を置くこと、鑑賞の場に対するイマジネーションと創造をコンセプトにしています。
2021年4月7日から二ヶ月のOpen Callを経過して、109の国と地域から2517件の応募をいただき、その中から66作家、68作品、を選び出し、上映を行います。
[ 映像祭について ]
Non-syntax Experimental Image Festival / ノンシンタックス実験映映像祭は、5つのユニットに分けて国内外から集結する多彩な作品を紹介します。
1つ目のユニット「他所の風景 」は、空間と場所の見方に焦点を当てます。風景の知覚的な記録から場所の歴史的脱構築まで、イメージは私たちを別の場所へと連れて行くことにフォーカスします。
2つ目のユニット「ドキュメントとしての身体」は、身体そのものから始まり、パフォーマンスであれ、行為であれ、身体へのまなざしであれ、カメラのフレームと様々な関係を形成し、身体は単にイメージによって撮影されるのではなく、それ自体がドキュメントとして刻まれることに注目します。
3つ目のユニット「動的思考」は、映像の物語性から離れて、色、線、質感、物の輪郭や動きの光と影に溶け込んでいく様子をシンプルに表現した作品を上映します。
4つ目のユニット「アーカイブ、イメージ、エフェメラ」は、実験映画から、ファウンド・イメージやビジュアル・アーカイブの引用と変換に至るまでのイメージに関する考察であり、イメージの物質性や、時間と記憶の問題に焦点を当てます。
最後に、5つ目のユニット「バーチャルに向けて」では、デジタル時代のさまざまなメディアを解体し、仮想の場で、私たちの知識や認識を常に問い直し作品になります。
ビデオ、実験映画、アニメーション、パフォーマンスアート、音声芸術などといった、さまざまなジャンルの映像作品の可能性をひとつの空間でかたちにします。また、新たなコンテクストへの手がかりとなる映像作品を発表することで、それらを鏡として鑑賞者が自己と向き合い、メディアの境界を見つめる映像祭になればと思います。
そのように多種多様なカテゴリーと定義を混ぜあわせることで生まれる、よりディープなダイアログを紡ぐ試みとなります。
また、今回の京都特別展では、25周年を迎えるデザイン / アートブックGASBOOKのPOP-UPを同時開催します。
GASBOOKは、新しいアートとデザインのアイデアを世界中から集め、世界のクリエイティビティを紹介する媒体として1996年に誕生。GASBOOK初期には、従来の「書籍」ではなく、Tシャツ、DVD などを用いて世界各国のアーティストの作品をまとめたオリジナルのパッケージで発表しました。今もなお、時代を超えて各分野のリファレンスとなっており、先駆者として活動し続ける世界のアーティストを紹介するプラットフォームとして生き続けます。 今回の映像祭では、GASBOOKの初期映像も同時公開します。
[ 宿泊者限定特典 ]
本展覧会の映像作品の合計時間は11時間あまりに及びます。今回の展覧会に合わせ、アートホテルでもある当館BnA Alter Museumにご宿泊される皆様には、チェックイン時に展覧会期間中視聴可能な限定公開ウェブリンクをお渡し致します。当館のアートルーム(宿泊部屋)にて、是非ごゆっくりノンシンタックス実験映映像祭をお楽しみください。
[ キュレータープロフィール ]
金秋雨 Jin Qiuyu
1995年上海生まれ、東京在住。
日本大学芸術学部写真学科卒業、ドイツヨハネスグーテンベルグ大学芸術学部交換留学。
東京芸術大学国際芸術創造研究科修士修了、現同研究科博士課程在籍中。
日本大学芸術学部地域芸術コース非常勤講師。
「Alter-Narrative展」コ・キュレーター、「Not in this Image展」(Kuandu Museum of Ffine Arts,Taipei,2020) コ・キュレーター、「Encounter with Image展」(Jing lu Gallery,Taipei,2020)コ・キュレーターなど。
許 鈞宜 Hsu Chun Yi
1993年宜蘭生まれ、台北在住。
世新大學廣播電視電影學学科卒業,現國立臺北藝術大學美術学科博士課程在籍中。
臺北藝術大學非常勤講師。
受賞歴:SANCF Thesis Award (2018) , Hong Kong Youth Literary Awards (2018) など。
展示歴:「Not in this Image展」(Kuandu Museum of Ffine Arts,Taipei,2020) コ・キュレーター、「Encounter with Image展」(Jing lu Gallery,Taipei,2020)コ・キュレーターなど。
会期:2021.8.28(日)〜10.3(日)
時間:11:00~18:00 *10.1のみ24:00までオープン
入場無料
BnA Alter Museum では8月28日より、東京CALM & PUNK GALLERYにて開催されたNon-syntax Experimental Image Festival(ノンシンタックス実験映像祭)の京都特別展を開催致します。
本映像祭は、映像のオルタナティブな可能性に焦点を当て、多様性のある発展を目指します。オンライン上で世界各地から作品を集め、2021年6月東京のCALM & PUNK GALLERYにて開催されました。本展は、映像作品の上映と展示のみならず、映像を通して鑑賞者と作家が同じ空間に身を置くこと、鑑賞の場に対するイマジネーションと創造をコンセプトにしています。
2021年4月7日から二ヶ月のOpen Callを経過して、109の国と地域から2517件の応募をいただき、その中から66作家、68作品、を選び出し、上映を行います。
[ 映像祭について ]
Non-syntax Experimental Image Festival / ノンシンタックス実験映映像祭は、5つのユニットに分けて国内外から集結する多彩な作品を紹介します。
1つ目のユニット「他所の風景 」は、空間と場所の見方に焦点を当てます。風景の知覚的な記録から場所の歴史的脱構築まで、イメージは私たちを別の場所へと連れて行くことにフォーカスします。
2つ目のユニット「ドキュメントとしての身体」は、身体そのものから始まり、パフォーマンスであれ、行為であれ、身体へのまなざしであれ、カメラのフレームと様々な関係を形成し、身体は単にイメージによって撮影されるのではなく、それ自体がドキュメントとして刻まれることに注目します。
3つ目のユニット「動的思考」は、映像の物語性から離れて、色、線、質感、物の輪郭や動きの光と影に溶け込んでいく様子をシンプルに表現した作品を上映します。
4つ目のユニット「アーカイブ、イメージ、エフェメラ」は、実験映画から、ファウンド・イメージやビジュアル・アーカイブの引用と変換に至るまでのイメージに関する考察であり、イメージの物質性や、時間と記憶の問題に焦点を当てます。
最後に、5つ目のユニット「バーチャルに向けて」では、デジタル時代のさまざまなメディアを解体し、仮想の場で、私たちの知識や認識を常に問い直し作品になります。
ビデオ、実験映画、アニメーション、パフォーマンスアート、音声芸術などといった、さまざまなジャンルの映像作品の可能性をひとつの空間でかたちにします。また、新たなコンテクストへの手がかりとなる映像作品を発表することで、それらを鏡として鑑賞者が自己と向き合い、メディアの境界を見つめる映像祭になればと思います。
そのように多種多様なカテゴリーと定義を混ぜあわせることで生まれる、よりディープなダイアログを紡ぐ試みとなります。
また、今回の京都特別展では、25周年を迎えるデザイン / アートブックGASBOOKのPOP-UPを同時開催します。
GASBOOKは、新しいアートとデザインのアイデアを世界中から集め、世界のクリエイティビティを紹介する媒体として1996年に誕生。GASBOOK初期には、従来の「書籍」ではなく、Tシャツ、DVD などを用いて世界各国のアーティストの作品をまとめたオリジナルのパッケージで発表しました。今もなお、時代を超えて各分野のリファレンスとなっており、先駆者として活動し続ける世界のアーティストを紹介するプラットフォームとして生き続けます。 今回の映像祭では、GASBOOKの初期映像も同時公開します。
[ 宿泊者限定特典 ]
本展覧会の映像作品の合計時間は11時間あまりに及びます。今回の展覧会に合わせ、アートホテルでもある当館BnA Alter Museumにご宿泊される皆様には、チェックイン時に展覧会期間中視聴可能な限定公開ウェブリンクをお渡し致します。当館のアートルーム(宿泊部屋)にて、是非ごゆっくりノンシンタックス実験映映像祭をお楽しみください。
[ キュレータープロフィール ]
金秋雨 Jin Qiuyu
1995年上海生まれ、東京在住。
日本大学芸術学部写真学科卒業、ドイツヨハネスグーテンベルグ大学芸術学部交換留学。
東京芸術大学国際芸術創造研究科修士修了、現同研究科博士課程在籍中。
日本大学芸術学部地域芸術コース非常勤講師。
「Alter-Narrative展」コ・キュレーター、「Not in this Image展」(Kuandu Museum of Ffine Arts,Taipei,2020) コ・キュレーター、「Encounter with Image展」(Jing lu Gallery,Taipei,2020)コ・キュレーターなど。
許 鈞宜 Hsu Chun Yi
1993年宜蘭生まれ、台北在住。
世新大學廣播電視電影學学科卒業,現國立臺北藝術大學美術学科博士課程在籍中。
臺北藝術大學非常勤講師。
受賞歴:SANCF Thesis Award (2018) , Hong Kong Youth Literary Awards (2018) など。
展示歴:「Not in this Image展」(Kuandu Museum of Ffine Arts,Taipei,2020) コ・キュレーター、「Encounter with Image展」(Jing lu Gallery,Taipei,2020)コ・キュレーターなど。