歓待 Hospitality

歓待

2024.11.30 sat - 12.25 wed

彌永ゆり子, ミズグチグッチ, AHSO, Dekiai, oyster service

彌永ゆり子, ミズグチグッチ, AHSO, Dekiai, oyster service

BnA Alter Museumでは11月30日より、POP UP「歓待」を開催します。

通常「歓待」(hospitality)とは、来訪者を自集団のもとで迎え入れ、もてなすことを言います。
この歓待=hospitalityという言葉は、旅人・客・主人を意味するラテン語のホスぺス(hospes)を語源とし、
客であると同時に迎え入れる主人という両義性を持っています。さらには、ホスぺス(hospes)の語源は、敵・他所者を意味するホスティス(hostis)であり、ここに敵対するものへの歓待という緊張関係が見えてくることでしょう。

また、来訪者とは、自集団にとっての他者であり、自集団の領域・文化圏の戸口に立つ境界的他者でもあります。(この意味でこの来訪者=境界的他者とは、客のみを指すのですのはなく移民や難民、そして強制移住させられた人々、無国籍者などを含んでいると言えるでしょう。)
加えていうならば、境界的他者とは、歓待(hospitality)と敵対(hostis)を繋ぐ客と主人の両義性(hospes)において境界的自己へも変容しうるのです。

さて、本POP UPでは、当館がホテル(ホテルの語源はhospes)であり、様々な国・外部からの宿泊者を受け入れるという意味において、この境界的他者を迎え入れる歓待の態度としての創作物・贈り物をご提案いたします。
2024年を締める本企画によって2025年の到来を歓待できるようにと願い、この出口を入り口へと繋ぐよう展開されるアートワークやネオン、プロダクトたちを是非手に取ってご覧ください。

POP UP “歓待”
BnA Alter Museum 1F
2024年11月30日 - 12月25日
参加作家: 彌永ゆり子, ミズグチグッチ, AHSO, Dekiai, oyster service

[関連イベント]
ライブドローイング by ミズグチグッチ
場所:BnA Alter Museum 1F ウィンドウ
日程:2024年12月7日 18時より
どこにでも描けて水で消せるクレヨン「キットパス」を使用し、当館1階のウィンドウに本POP UP参加の現代工作家 ミズグチグッチがライブドローイングを行います。併設のBnA Barのドリンクや音楽とおわせてご鑑賞いただけましたら幸いです。

BnA Alter Museumでは11月30日より、POP UP「歓待」を開催します。

通常「歓待」(hospitality)とは、来訪者を自集団のもとで迎え入れ、もてなすことを言います。
この歓待=hospitalityという言葉は、旅人・客・主人を意味するラテン語のホスぺス(hospes)を語源とし、
客であると同時に迎え入れる主人という両義性を持っています。さらには、ホスぺス(hospes)の語源は、敵・他所者を意味するホスティス(hostis)であり、ここに敵対するものへの歓待という緊張関係が見えてくることでしょう。

また、来訪者とは、自集団にとっての他者であり、自集団の領域・文化圏の戸口に立つ境界的他者でもあります。(この意味でこの来訪者=境界的他者とは、客のみを指すのですのはなく移民や難民、そして強制移住させられた人々、無国籍者などを含んでいると言えるでしょう。)
加えていうならば、境界的他者とは、歓待(hospitality)と敵対(hostis)を繋ぐ客と主人の両義性(hospes)において境界的自己へも変容しうるのです。

さて、本POP UPでは、当館がホテル(ホテルの語源はhospes)であり、様々な国・外部からの宿泊者を受け入れるという意味において、この境界的他者を迎え入れる歓待の態度としての創作物・贈り物をご提案いたします。
2024年を締める本企画によって2025年の到来を歓待できるようにと願い、この出口を入り口へと繋ぐよう展開されるアートワークやネオン、プロダクトたちを是非手に取ってご覧ください。

POP UP “歓待”
BnA Alter Museum 1F
2024年11月30日 - 12月25日
参加作家: 彌永ゆり子, ミズグチグッチ, AHSO, Dekiai, oyster service

[関連イベント]
ライブドローイング by ミズグチグッチ
場所:BnA Alter Museum 1F ウィンドウ
日程:2024年12月7日 18時より
どこにでも描けて水で消せるクレヨン「キットパス」を使用し、当館1階のウィンドウに本POP UP参加の現代工作家 ミズグチグッチがライブドローイングを行います。併設のBnA Barのドリンクや音楽とおわせてご鑑賞いただけましたら幸いです。

  • 彌永ゆり子 / Yuriko Iyanaga

    幼少からコンピューターで絵を描き、学生時代は油画を専攻しながらもデジタルの特性を活かした表現に目を向けた。
    例えば、質量のある絵画にはない、”質感がない”という質感やピクセルという単位を意識し、描画過程を見せることで絵画に時間性を持たせることを試みた。
    また、絵の完成形を目指しながらもループさせることで完成という定義を曖昧にしている。 現在は電子基板やモニターそのものの物質感にも意識を向け、他の素材とコラージュのように組み合わた表現を試みている。

  • ミズグチグッチ / Guchi

    大阪を拠点に現代工作家として、ものづくり、イラスト、壁画、にがお切り絵など、「歩く図工」と囁かれている。
    他にも工作ワークショップ「貼り切ってまいりまSHOW」や「オフロンピック」など日常を少し楽しくするイベント企画や「虚構新聞展」などのアートディレクター、「赤犬」「みにまむす」「ミクロムス」といったバンドでパーカッションとデザインワークを担当。平日は小学校で働く用務員さん。

  • AHSO

    兵庫県宝塚市は清荒神にある体感型イベントスペース。
    閑静な住宅街の古民家にて、ある時はアトリエ、ある時は展示やライブなどイベントスペースに七変化。好きなものを詰め込んだ秘密基地。今回のPOP UP「歓待」では、ヅカデンからミニネオンと、MOJOme.から一点もののビンテージパーツアクセサリーを出展。
    AHSO所属:ヅカデン / MOJOme. / 爆発メルヘンCity

  • Dekiai

    生きている中で湧き出てくるあらゆる思いを、その時に出来る方法で、愛へと変換作業したいと始動。
    愛を常に愛でたい。そっと持ち歩いて撫でたい。
    誰かの片隅にでもいいので伝わり繋がりほんの一部になれますように。
    [オフクワケ(雑貨ユニット) 刺繍担当としても活動]

  • oyster service

    グラフィックデザイナーurisakachinatsuによるアパレルブランド。
    カラフル&ソフトサイケデリックなウェア。

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