原 vol.3

原 vol.3

2024.9.7 sat - 29 sun

Keita Sato/GGG Glass Blowing Studio, Keiko Shimaoka, Heki Mio, Misaki Miyamoto

佐藤圭太/GGG Glass Blowing Studio, 島岡佳子, 日置美緒, 宮本美紗季

展覧会シリーズ「原」は、コラボレーターと言われるアートルームにてメインクレジットされているアーティストに紐付き制作協力や作品提供を行うアーティストやデザイナーたちを開館5周年という機会に改めてご紹介します。[全3回]

最終回となる「原 vol.3」では、特注ガラスの多品種小ロット時代の流れを汲み吹きガラスの可能性を考え制作する佐藤圭太、自身の感じる常識やしがらみから解放された無責任で実験的な刺繍作品の制作する島岡佳子、漆を用いて境界線が隔てるもの・そこで出会い混じり合い・ひとつになるものの美しさについて探求する日置美緒、多義的な「ニワ」を描き・つくることでフィクションとリアルの間を行き来し私たちと万物との関係性を「サクテイ」して探る宮本美紗季 といった4組のコラボレーターたちによる作品をBnA Alter Museum 1/2Fにて展示いたします。

会場: BnA Alter Museum 1/2F
参加作家: 佐藤圭太/GGG Glass Blowing Studio, 島岡佳子, 日置美緒, 宮本美紗季
会期: 2024年9月7日(土)-29日(日)
開催時間: 11:00-20:00
会期中無休/入場無料

[本展ステートメント]
「原」(はら)とは、当館のコレクション作品であり常設展として宿泊体験を提供するアートルームが、何によって/どのように組成されているかを示す言葉"みなもと"であると同時に、アートルームをこれまでと異なるパースペクティブで捉えるための"原っぱ"を意味しています。
これは、草木や水溜り、石や虫など生態系として複雑に折り重なり、切り取る視点によって様々に変化する多元的かつ複数の中心を持つ原っぱとして、アートルームそしてBnA Alter Museumを捉え直すこと意図しています。
加えて本展では複数のアートルームに紐付くコラボレーターたちが、グループ展の形式で作品を展示することでコラボレーター同士のコラボレーションを誘発します。
今まで見えていたアートルームという中心から少し視点をずらし、その周囲に複数あるさらなる中心を捉えることで、豊かな創作の生態系を可視化します。

展覧会シリーズ「原」は、コラボレーターと言われるアートルームにてメインクレジットされているアーティストに紐付き制作協力や作品提供を行うアーティストやデザイナーたちを開館5周年という機会に改めてご紹介します。[全3回]

最終回となる「原 vol.3」では、特注ガラスの多品種小ロット時代の流れを汲み吹きガラスの可能性を考え制作する佐藤圭太、自身の感じる常識やしがらみから解放された無責任で実験的な刺繍作品の制作する島岡佳子、漆を用いて境界線が隔てるもの・そこで出会い混じり合い・ひとつになるものの美しさについて探求する日置美緒、多義的な「ニワ」を描き・つくることでフィクションとリアルの間を行き来し私たちと万物との関係性を「サクテイ」して探る宮本美紗季 といった4組のコラボレーターたちによる作品をBnA Alter Museum 1/2Fにて展示いたします。

会場: BnA Alter Museum 1/2F
参加作家: 佐藤圭太/GGG Glass Blowing Studio, 島岡佳子, 日置美緒, 宮本美紗季
会期: 2024年9月7日(土)-29日(日)
開催時間: 11:00-20:00
会期中無休/入場無料

[本展ステートメント]
「原」(はら)とは、当館のコレクション作品であり常設展として宿泊体験を提供するアートルームが、何によって/どのように組成されているかを示す言葉"みなもと"であると同時に、アートルームをこれまでと異なるパースペクティブで捉えるための"原っぱ"を意味しています。
これは、草木や水溜り、石や虫など生態系として複雑に折り重なり、切り取る視点によって様々に変化する多元的かつ複数の中心を持つ原っぱとして、アートルームそしてBnA Alter Museumを捉え直すこと意図しています。
加えて本展では複数のアートルームに紐付くコラボレーターたちが、グループ展の形式で作品を展示することでコラボレーター同士のコラボレーションを誘発します。
今まで見えていたアートルームという中心から少し視点をずらし、その周囲に複数あるさらなる中心を捉えることで、豊かな創作の生態系を可視化します。

  • 佐藤圭太 Keita Sato

    2007年吹きガラス工房 GGG を設立。作品制作と受注制作を中心に工房運営。照明、食器を中心にデザイナー、料理人からの依頼をガラスでカタチにしている。特注ガラスの多品種小ロット時代の流れを汲み「宙吹き」「型吹き」を使い分け、大量生産品にはないガラスの手仕事の跡を残しながらプロダクトとしての吹きガラスの可能性を考え制作している。
    主な受賞歴に日本現代ガラス展・石川県デザインセンター理事長賞(1994年)、新美工芸会展・大阪よみうり文化センター賞(2015年)など多数。
    また川端康成文学館・書斎再現レプリカを制作(大阪府茨木市,2011年)、川崎シンフォニーホールに作品が収蔵(神奈川県川崎市,2008年)となっている。
    ( コラボレータークレジット: ミズグチグッチ "ガラパゴス団地" )

  • 島岡佳子 Keiko Shimaoka

    1983年、奈良県生まれ。大阪芸術大学工芸学科テキスタイルデザインコース、文化ファッション大学院大学ファッションデザインコース修了。
    アパレル会社、服飾小物会社の企画を経て、2012年に“STRIPES“としてシルクスクリーンプリントや刺繍等のオリジナルテキスタイルを使った服飾小物のデザイン制作を始める。
    2018年、大阪芸大出身の作家3名で開催した“無責任展”をきっかけに、自身の感じていた常識やしがらみから解放された無責任で実験的な刺繍作品の制作を開始。
    中でもアールヴリュットの代表的なスイスの芸術家、アドルフ・ヴェルフリの鬱屈した精神世界とその緻密な作品群から多大な影響を受け、その絵画を布にトレースし、ミシンや手刺繍で再現するという新たな手法に取組む。
    オリジナルとは異なった素材と技法を使用する事によって自然発生する細部から全体にかけての新たな表現と、線を隈なく辿る事によって作者の狂気に近づく様な錯覚。それらに魅了されSTRIPESの活動と並行して本制作も継続している。
    ( コラボレータークレジット: 河野ルル "旅の夢 夢の旅", "偕老同穴" / Sai "ASITA_ROOM Mr. X の現な庭" )

  • 日置美緒 Heki Mio

    漆芸家、修復師、ジュエリーアーティスト。京都市立芸術大学卒業。境界線が隔てるものと、そこで出会い混じり合い、ひとつになるもの。その美しさについて自身のものづくりや表現を通して探求している。国宝・重要文化財など、歴史建築・仏像・古美術等の修復工房にて、修復師として活躍後に独立。京都を拠点に『伝統を超えた美しさ』をテーマに茶道具・陶磁器の金継ぎ・漆塗り装飾・ジュエリーを創作する「Atelier hifumi」を主宰。舞踊家の身体を飾る漆装飾、独創的美術、海外著名芸術家との舞台創作も行う。国内外での展示等多数。2015年よりパリ、アムステルダム、マーストリヒト、マドリード、香港など世界主要都市で展示及び金継ぎと漆のワークショップを開催。花椿、フィガロジャポン、NHK WORLDなどに出演。著書「環(たまき)金継ぎのかたりべ」(日英版)
    ( コラボレータークレジット: SHOWKO "2019/3019" )

  • 宮本美紗季 Misaki Miyamoto

    1999年 福井県生まれ。2022年 京都精華大学 芸術学部造形学科 日本画専攻卒業。
    「ニワ」をつくる。「ニワ」を描く。ガーデン、テリトリー、ホーム、プラネット…広範囲の意味合いを持つニワを介し、そこから生まれる擬人的感情や存在しない物語、おぼろな神秘など、フィクションとリアルの間を行き来しながら、ニワで生きる私たち万物との関係性を「サクテイ」して探る。
    主な展示に、第5回新日春展入選(2021年)、第28回 飛騨高山臥龍桜日本画大賞展入選(2021年)、グループ展「A-Lab Artist Gate’22」(A-Lab/兵庫,2022年)、第39回 FUKUIサムホール美術展 優秀賞(2022年)、グループ展「手のひらの中の世界Ⅲ」展 (画廊一兎庵/東京,2023年)、グループ展「灯在銘刻」(アートギャラリー北野/京都,2024年)など。
    ( コラボレータークレジット: 中野裕介/パラモデル "鳥は池辺の青樹に宿し 魚は月下の青波に伏す(五条河原の模型楽園)" )

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