原 vol.2

原 vol.2

2023.8.10 sat - 9.1 sun

岡本道康, 中村潤, 古舘健, 葭村太一

岡本道康, 中村潤, 古舘健, 葭村太一

展覧会シリーズ「原」は、コラボレーターと言われるアートルームにてメインクレジットされているアーティストに紐付き制作協力や作品提供を行うアーティストやデザイナーたちを開館5周年という機会に改めてご紹介します。[全3回]

第2回目となる「原 vol.2」では、街中に残された落書きを木彫へと立体的に再構築する葭村太一、プログラミング及びそのコードによって生成される映像やサウンドなどの可能性を追求する古舘健、身近な素材を触り・縫い・編み・からめ・大小のやわらかい彫刻をつくる中村潤、人形作家でからくり時計や鉄道ジオラマなどの自動制御や改修・造形なども手がける岡本道康 といった4組のコラボレーターたちによる作品をBnA Alter Museum 1/2Fにて展示いたします。

会場: BnA Alter Museum 1/2F
参加作家: 岡本道康, 中村潤, 古舘健, 葭村太一
会期: 2024年8月10日(土)-9月1日(日)
開催時間: 11:00-20:00
会期中無休/入場無料

原 展覧会シリーズは以下に参加作家を変えて続きます。
原 vol.3 / 会期: 2024年9月10日(土)-9月29日(日)

[本展ステートメント]
「原」(はら)とは、当館のコレクション作品であり常設展として宿泊体験を提供するアートルームが、何によって/どのように組成されているかを示す言葉"みなもと"であると同時に、アートルームをこれまでと異なるパースペクティブで捉えるための"原っぱ"を意味しています。
これは、草木や水溜り、石や虫など生態系として複雑に折り重なり、切り取る視点によって様々に変化する多元的かつ複数の中心を持つ原っぱとして、アートルームそしてBnA Alter Museumを捉え直すこと意図しています。
加えて本展では複数のアートルームに紐付くコラボレーターたちが、グループ展の形式で作品を展示することでコラボレーター同士のコラボレーションを誘発します。
今まで見えていたアートルームという中心から少し視点をずらし、その周囲に複数あるさらなる中心を捉えることで、豊かな創作の生態系を可視化します。

展覧会シリーズ「原」は、コラボレーターと言われるアートルームにてメインクレジットされているアーティストに紐付き制作協力や作品提供を行うアーティストやデザイナーたちを開館5周年という機会に改めてご紹介します。[全3回]

第2回目となる「原 vol.2」では、街中に残された落書きを木彫へと立体的に再構築する葭村太一、プログラミング及びそのコードによって生成される映像やサウンドなどの可能性を追求する古舘健、身近な素材を触り・縫い・編み・からめ・大小のやわらかい彫刻をつくる中村潤、人形作家でからくり時計や鉄道ジオラマなどの自動制御や改修、造形なども手がける岡本道康 といった4組のコラボレーターたちによる作品をBnA Alter Museum 1/2Fにて展示いたします。

会場: BnA Alter Museum 1/2F
参加作家: 岡本道康, 中村潤, 古舘健, 葭村太一
会期: 2024年8月10日(土)-9月1日(日)
開催時間: 11:00-20:00
会期中無休/入場無料

原 展覧会シリーズは以下に参加作家を変えて続きます。
原 vol.3 / 会期: 2024年9月10日(土)-9月29日(日)

[本展ステートメント]
「原」(はら)とは、当館のコレクション作品であり常設展として宿泊体験を提供するアートルームが、何によって/どのように組成されているかを示す言葉"みなもと"であると同時に、アートルームをこれまでと異なるパースペクティブで捉えるための"原っぱ"を意味しています。
これは、草木や水溜り、石や虫など生態系として複雑に折り重なり、切り取る視点によって様々に変化する多元的かつ複数の中心を持つ原っぱとして、アートルームそしてBnA Alter Museumを捉え直すこと意図しています。
加えて本展では複数のアートルームに紐付くコラボレーターたちが、グループ展の形式で作品を展示することでコラボレーター同士のコラボレーションを誘発します。
今まで見えていたアートルームという中心から少し視点をずらし、その周囲に複数あるさらなる中心を捉えることで、豊かな創作の生態系を可視化します。

  • 岡本道康 Michiyasu Okamura

    人形作家。株式会社岡本電子代表。1969年京都府京丹波生まれ。奈良県在住。
    苗畑で幼少期を過ごす。木を育て森を守っていた父の姿のそばで遊び、幼い頃からひとりで身の周りにあるガラクタをおもちゃにしながら、桜の樹のそばで遊ぶことを好んだ。若い頃は話をするのが苦手だったことから、どう生活をしていけばいいのか、何がデキルのだろうかと悩んだ。人形をつくるコトで人と交流ができることに気づくと、人形で表現することを共通言語に、手でものをつくる生き方を選ぶ。
    1983年には岡本電子を創業。これまで、日本の産業を支えてきた産業機械の自動制御化を担う。2013年に法人化し、電子技術と造形を掛け合わせ、からくり時計、鉄道ジオラマ、研究装置などの自動制御や改修、造形などに携わる。今あるもの、地上資源を生かし、残したい技術を継承した素材の研究にも力を入れる。
    2022年の名古屋・御園商店街からくりリニューアルをはじめ、歴史博物館、企業ミュージアム、科学館の展示物の改修などに携わっている。
    ( コラボレータークレジット: 三嶋章義 "MY ROOM" )

  • 中村潤 Jun Nakamura

    1985年京都府生まれ。2011年京都市立芸術大学大学院彫刻専攻修了。
    紙や糸、糸くずなど身近な素材を触り、縫い、編み、からめ、大小やわらかい彫刻をつくる。
    小学校で図工の先生をしながら作品を制作。作ることにまつわるワークショップの活動もしている。2020年より、京都市東山区青少年活動センター アートスペース ナビゲーターを務める。障がいを持つ・持たない青少年が作品をつくることを通して共に時間を過ごすための場所づくりに関わる。
    近年の展覧会に『てで』gallery morning kyoto(京都,2024)、『紙の不思議展 ペーパーマジック』浜田市世界こども美術館(島根,2023)、『なんたうん 2023 -ワークショップ特集-』みずのき美術館(京都,2023)、『コレクション展2022-秋冬 特集:田中恒子コレクション』和歌山県立近代美術館(和歌山,2022)、『うろうろをへて こつこつのはて』ギャラリー ときの忘れもの(東京)、『さやかなり』gallery morning kyoto(京都,2022)、『それぞれについて、』 gallery TOWED(東京,2021)など。
    ( コラボレータークレジット: ミズグチグッチ "ガラパゴス団地" )

  • 古舘健 Ken Furudate

    サインウェーブやパルスなどのミニマムな要素とその特性を拡張させて複雑な音響現象を作り上げる。サウンド・インスタレーション『Pulses/Grains/Phase/Moiré』にて、文化庁メディア芸術祭大賞(2019)、Digital Choc賞(2018)、CYNETART AWARDSファイナリスト(2018)に選出。自身の主催するプロジェクト『The SINE WAVE ORCHESTRA』にてPrix Ars Electronica Honorary Mention(2004)、文化庁メディア芸術祭審査員推薦作品(2018)、CYNETART AWARD(2018)に選出。近年では、西陣織の老舗である「細尾」とのコラボレーションにてテキスタイルを制作するなど、幅広い領域で活動する。
    ミュージシャンとしては、MUTEK.JP(2019)、MAZEUM(2018)、恵比寿映像祭(2016)、Knowledge Capital Festival(2015)、Kyotographie(2014)、Sonar Sound Tokyo(2011)などのフェスティバルに出演。また、高谷史郎、坂本龍一を始め、様々な作家の制作に参加している。2013年よりDumb Typeメンバー。Dumb Typeとして2022年、第59回ベネチア・ビエンナーレ、日本館にて個展「2022」を開催。2023年12月には、Audio Visual Performance Show Case Series "Interference, Resonace"を主催。
    ( コラボレータークレジット: AOKI Takamasa "TRAVELING ROOM" )

  • 葭村太一 Taichi Yoshimura

    1986年兵庫県生まれ。人間の意識、痕跡や記憶、それらを想起させるような彫刻作品を制作している。近年は街中に残された落書きを木彫へと、立体的に再構築するシリーズを中心に展開している。世界中をGoogleストリートビューで執拗に移動し、落書きを探し出す。そういった匿名性の高い平面的な落書きの重なりから、奥行きへとイメージを広げ、木彫へと置換する。場所の持つ記憶をリサーチし、映像や写真などのメディアも組み合わせたパフォーマンスやインスタレーションとしての発表も増えている。 主な展示として、「BankART Life7 UrbanNesting:再び都市に棲む」BankART Station(2024年/神奈川)、「まちのことづて」A-LAB(2023年/兵庫)、「Frieze seoul 2023 -フォーカスアジア- 」 coex(2023年/ソウル)、個展「34°40’33”N135°29’55”E」Marco gallery(2022年 / 大阪)など。
    ( コラボレータークレジット: ミズグチグッチ "ガラパゴス団地" )

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